スーパーイーグルとは?
教科書をもって、東大に行こう。①
「なる先生、なる塾で採用しているスーパーイーグル・システムって、何ですか?」
はい、どんな生徒でも東大に受かる学習ができる「道具」です。
「えっ、何です? もう1度おっしゃってください」
はい、どんな生徒でも東大に受かる学習ができる「道具」です。
「一体、どんな学習方法なんですか?」
今、みなさんが中学や高校で、あれだけ多くの授業を受けて、たくさんの宿題をこなしているのに、それでも成績はなかなか伸びませんね。なぜでしょう? それは、学習の基本に基づいてないからですね。学習の基本とは、まず、自分で本を読む、ということです。「本」とは、教科書と参考書のことです。
教科書をきちんと読む。自分で読む。何度も読む。 参考書を読む。例えば、高校英語の参考書を1冊読み通す。それを繰り返す。 自分でこれができる生徒は、難関大学に合格できます。塾に来なくても大丈夫。
実際、私の幼馴染は、天城高校でバスケを3年までやって、東大理Ⅰにストレートで合格しましたが、「教科書読めばわかるじゃない」が、口癖でした。
しかし、そんな生徒は、ごく少数ですよね。同じ本を、何度も繰り返し読むのは、苦痛です。
プリントやテストなら、点が出たりして適度な刺激があるので、目先が変わってやる気が出ますが、もうすでに「わかっている(と思っている)」ことを、何度も読み返すのは、普通はできません。だから、「理解したから次へ」と通り過ぎてしまいます。実はそこに、今までの学習法の問題点があったのです。
本当は、繰り返すのが面倒なので、逃げていただけ。そして、学校の先生も塾の先生も、ただ「教科書を読め」では、あの先生、指導力がないんじゃない、って言われてしまうよね。だから、プリントをやらせる。それはつまり、私はちゃんと指導していますよ、というアリバイ証明みたいなもんでしょう。
教科書には、英語の文法書には、大事なことがすべて載っています。ちゃんと理解すれば入試問題の8割以上はできて、つまり、合格してしまいます。本当ですよ。
でも、だからこそ、1回読んだだけで「理解できる」はずがない。なのに、学校でも家でも、教科書をまともに読む経験が、ひょっとしたらゼロではないでしょうか。さっと読んで、さあ問題演習、こればっかりでした。これでは、学習の基本にまったく基づいていないので、いくら勉強しても成績はなかなか伸びなかった。
教科書をしっかり読む。何度でも読み返す。・・・それが、基本。それだけでも合格できるくらい大事なことです。それを可能にする「道具」があったら、どうでしょう?
その「道具」でひたすら学習したとしたら・・・。トップクラスの生徒が2回読んで理解した内容を、その子が10回繰り返して読んだら、トップの生徒よりも深く理解できる可能性が、起きてくるでしょう。凄くないですか?
一人では、1回でもまともに読みにくい教科書。それを何度でも繰り返し読めるようにする「道具」が、スーパーイーグル・システムです。
その原理は、教科書をまるごとスキャンして画面に出し、それを先生の声と赤ペンで、一から十まで説明し尽くすのです。生徒は教科書のページから図や練習問題を抜粋したプリントを前に、説明をいつでも一旦止めて、問題を自分でやってみて、またさらに説明を聞く。こうやって、目と耳と手と、すべてを使って全身で教科書を学んでいく。しかも、理解が不十分なら(でなくても)、何度でも巻き戻して説明を聞くことができる。
これなら、何度でも教科書を学習できるでしょう。つまり、東大に受かるまでの学習ができるのです。
教科書をもって、東大に行こう。②
「でも、なる先生、東大に行くような人は、ひらめきが違うでしょう?」
そうですね、素質としての頭の良さは、個人によって大いに違います。ですが、「ひらめき」とは、何でしょう?
言うまでもなく、入試において「ひらめく」とは、「その場でパッと解き方が思い浮かぶ」ということ でしょう。それは、どこから来るのか?
私が教師として、問題を解いたり生徒の質問に即座に答えたりできるのは、なぜだろう? と時々考えます。頭がいいから(?)、まあ、それもあるかもしれませんが(笑)、一番の理由は、今までに同じような問題を何度も解いたことがあるからです。だから、もっとも確実に正解に近づく道を知っている。知っているから解けるのです。
「えっ、それって、ズルくないですか? それが入試なら、本当の実力を試すことにならないでしょう」
はい、生徒も保護者も、ひょっとしたら先生も勘違いしている方が多いかもしれません。入試では、「本当の実力」も「ひらめき」も、問われてはいないのです。
もしもそれが問われているのなら、IQテストのスコアを提出して、それで合否を決めればよろしい。入試で本当に問われているのは、情報を正確に読み取って、的確に操作する技術です。それを私は、「学ぶ力」と呼んでいます。
話をもとに戻します。正直に言います。私でも、見たことがない問題に出会うと、あわてます。今までのパターンで扱えない。どうしよう?
そんな時に「火事場のバカ力」を出す元になるのが、「教科書の力」です。ただ単に定理や公式を知っているだけでなく、「なぜそうなるのか」を十分にわかっていることが大きいのです。
どうしてよいかわからない難題にぶつかった時、先行きは見えないままに、それでも確実な足取りで前に進むための「道具」を持っていること、それが入試の必勝法であり、(大きな事を言うと)、これから人生という荒波に漕ぎ出していく若者に大人が授けておきたい「体験からくる自信」だと、私は思います。
英語で言えば、長文の中で、知らない単語が含まれていて、文法的にも込み入った文章に出会った時、99%の生徒は、自分に分かる部分だけをつなぎ合わせて日本語訳を考えます。そうするしか、ないじゃありませんか。
なる塾では、違います。日本語訳にならないまま、英文法の知識を総動員して、意味がわからなくても直訳の日本語を作ります。無骨で読みづらいけれど、英語には正確な日本語です。そこが正確であれば、それをいくつか並べて考えていくと、まるで霧が晴れるように、内容がゆっくり姿をあらわしてきます。
そういう体験を、日頃の塾での学習の中で積み重ねているから、入試の本番でも、自信を持って、「わからなさの海」の中を泳いでいける。
そして、その元になっているのは、英語の文法書を繰り返し読み込んで、文法的に「なぜそうなるのか」を十分にわかっているから、意味がわからなくても、正確な直訳ができるのです。
数学でも同じです。見たことのない問題に出会ったら、それが難問であればあるほど、「教科書の力」に返って考えていきます。自分で小賢しく考えるのをやめて、わからないまま、定理や公式の流れの中に、そっと身をひたして、自然体で流されていく感じ・・・と言うとあまりに非数学的な表現になりますが、どうしてよいかわからない難題にぶつかった時、無理にあがいてはいけないと、大人なら誰でも経験的に知っていますよね。そして、落ち着いて自然の公理に従っていくと、いつのまにか、予想もしなかった解決点にたどりついている。人生も、まるで数学の入試問題を解くのと、同じですね。
教科書をもって、東大に行こう。③
入試において「ひらめく」とは、「その場でパッと解き方が思い浮かぶ」ということであり、それは、今までに同じような問題を何度も解いたことがあるからです。さらに、見たこともない難問にぶつかった時こそ、「教科書の力」です。ただ単に定理や公式を知っているだけでなく、「なぜそうなるのか」を十分にわかっていることが大きいのです。
。。。そう、語ってきました。まず、後半の内容から説明します。
たとえば、2つのベクトルが垂直の時、その内積=0になるのは、たいていの生徒が知っています。それを使って問題を解くこともできます。しかし、「なぜ」垂直の時には内積がゼロになるのかを知らなければ、応用がききません。そして、そういう思わぬ穴を突いてくるのが、入試問題です。
その理由は、全然難しいことではありません。どの教科書にも必ず載っています。なのに、きちんと読まずに、プリント演習ばかりやっていると、その基本を忘れてしまいます。だから、教科書を反復して読む必要があるのです。
学生時代にそんな勉強の仕方をした経験がありますか? 高校の数学と言えば、あの数研出版の、小さな本に問題がいっぱい詰まった問題集を、わけもわからずやらされた記憶しか、ないのではありませんか。
教科書をおろそかにして、「なぜそうなるのか」を知らなければ、問題集の一問ごとにウンウンうなった末に、解答を赤ペンで書き写して終了。普通科高校の生徒の課題の処理の仕方を見ていると、そんな例が実に多い。その子たちは、どこに戻ればいいかわからないので、学習がつながっていかない。なんという、努力の無駄づかいでしょう。
教科書をきちんとやっておけば、問題を解けなければ、いつでもスーパーイーグルの「教科書解説」に戻ればいいのです。自力で解く力は、こうして伸びます。自力学習とは、「自分が何をわかっていないかを、自分で見つけることができる」ことが前提になります。これはもう、学びの原点ですね。
たかが教科書。しかし、教科書を自分で何度でも読み返すのは大変だし、学校でもほとんどやらないから、そのバカバカしい基本を徹底的にやろう、というのが、『教科書重視』という方針でした。
そして、スーパーイーグルのもう一つの柱も、またまた、バカバカしい基本なのです。つまり、『わかるまで、何回でもくり返す』、いえ、わかってもまだ足りない。『できるまで』、いいえ、『速くできるまで、何回でもくり返す』という方針です。
もっとも原始的な勉強の基本が、実はもっとも有効な学習方法だった。そして、それを可能にしたのが、全国でまだ2塾しか使っていない、もっとも進んだ学習システムだった、ということになります。
さて、ここで確認しておきましょう。「わかる」と「できる」とは天と地ほど違う。さらに、「できる」と「速くできる」のは、単に時間の問題だけでなく、質が違う、ということです。これは、他の習い事、たとえばピアノの練習で考えれば、すぐに納得できます。
ピアノで一つの曲を一通り無難に弾けたら、じゃあこれで本番も大丈夫、なんて思う練習生は、ほとんどいないでしょう。「わかる」でOKだと考える人は、それと同じことをしているんですね。普通は、ちゃんと弾けるようになっても、まださらに何十回何百回と練習しますよね。それは、何をしているんでしょう? その時、何が起きるのでしょう?
理解が、技術が、『意識』から『無意識』の領域に下りていくのです。これがポイント。その時初めて、無意識に手が動いていくのですよね。イチローのレベルの選手でさえ、毎日バットの素振りをくり返すのも、また同じ。知識や理解が本物になるとは、そういうことでしょう。
「ひらめき」とは、そういうことです。理解が無意識の領域まで下りていったら、少しくらい問題の体裁が変わっても、すぐに、「あっ、あの公式を使えばいい」、「ここに補助線を引けばなんとかなるんじゃないか」と、ひらめくのです。そのレベルまで達しないと、コンサートで恥をかくし、入試には合格しない。
天才でない生徒は、そうなるまで、何回でも反復する必要があります。秀才が2回でそこへ行けるのなら、自分は6回でも10回でも反復すればよい。
そして、不思議なことに、何回目かの時に、突然、それが起こるのです。学習がその時、本物になります。その快感を味わったら、反復が楽しくなります。勉強とは、本来、わかる楽しみだからです。
開発者の言葉
大きな学習革命をもたらした「スーパー・イーグル・システム®採用塾」が、いよいよ岡山に開校しました。 「スーパー・イーグル・システム®」は、合格へと導く究極の学習法です。基礎を理解し、効率よく反復が出来るようになります。また先 取り学習によって、予習をすることで、学校での授業を復習にすることができます。その凄さを、開発者である九州進学研究会の廣瀬塾長が語ってくれています。少し長いビデオですが、もし真剣に成績を上げたいと考えているなら、時間をとって見てください。
「スーパーイーグルシステム®」の3つの特徴は、「速い」「よく分かる」「楽しい」です。九進研は、この新学習法を2008年9月に独自開発しました。基礎・基本の解説から始まり、応用問題の演習(独自プリント)、問題の解答解説までを一つの流れとして、パソコン上にてプレゼンテーションを倍速音声(速度は通常速度から2倍、3倍と調整可能)で繰り返し視聴することの出来る新しい学習法です。
目と耳から同時に高速で言語情報をインプットできるため、脳の活性化を加速することにもなります。まるで、ひとりひとりに黒板で指導するようなものです。解説については、「なぜなのか」「どうしてこの答えになるのか」など理由をわかりやすく説明することを心がけています。「速く」「よく分かる」「すぐに結果が出る→楽しい」ということが子供たちの学習意欲を引き出し、学力を高める当塾だけの画期的なオリジナルの学習法です。